バイブス いと 上がり けり と は。 バイブスいとあがりけり〜!ネオ渋谷系漫才・EXITって、意外と正統派なんじゃない? | 和樂web 日本文化の入り口マガジン

バイブスいとあがりけり〜!ネオ渋谷系漫才・EXITって、意外と正統派なんじゃない? | 和樂web 日本文化の入り口マガジン

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例えば「バイブスいとあがりけり」は、バイブス(気分)がとても高揚しているというような意味。 ザ・昭和な人間からすると、「なんじゃそれ?」の世界ですが、こんな若者言葉を使う漫才師が話題を集めています。 髪の毛を色鮮やかなピンク色に染めたかねちーはルックスが良いこともあって、アイドル的な人気があります。 チャラい風貌とは裏腹の心優しい彼らが、どんな進化をとげていくのか目が離せません。 それでも間合いと言葉遊びの妙で、同じネタでも何度見ても面白かった。

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1980年頃漫才ブームが沸き起こり、早口でまくし立てるような漫才が主流の時期がありましたが、淡々とした何気ない会話スタイルを崩しませんでした。 気をつけていることは?と尋ねると「子どもから大人まで誰が見ても安心して笑って欲しい。 言葉遣いこそ若者言葉ですが、「いとをかし」などちょいちょい古語も挟んだりして面白いのです。 自分達が目指しているのは、「サラリーマン2人が電車のつり革を持ちながら立ち話しているような、そんな漫才」の言葉が印象に残りました。 オレオレ詐欺をテーマにした内容では、電話に出た老人から優しい言葉をかけられて涙ぐんだり、「オレ、じいちゃんっ子だったんだ」と言い出したりと、詐欺師がうまく騙せない様子をコミカルに演じています。 客いじりをすることも、誰かの悪口を言うこともありません。

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渋谷系ファッションに身を包み、長身のりんたろー。 『いとしこいし 漫才の世界』喜味こいし・戸田学編 岩波書店 EXITの笑いとは 芸風やスタイルこそ違いますが、私はEXITの漫才にも、いとこい漫才と同じ品の良さを感じます。 。 最後には、「この漫才を見て、お年寄りが引っかからないといいよね」と締めて明るく去って行く2人。 とてもゆっくりと喋っていて聞き取りやすいのは、ひょっとしたら中高年が聞いてもわかりやすいようにとの気配りかもしれません。 3回戦まで進む快進撃を見せたことから2017年に「EXIT」として活動するようになりました。

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子どもが見て悪い影響を与える内容のものはやらない」。 あれ、ちゃんと漫才になってる? メンバーは、つっこみ担当の中島臨太朗 なかじまりんたろう)ことりんたろー。 大正末期に入って吉本興業の芸人である横山エンタツ・花菱アチャコのコンビが、楽器を使わずにスーツ姿で会話のみの「しゃべくり漫才」を確立。 この当時画期的だったスタイルが、現在の正統派漫才になります。 コントではなく、あくまでも言葉の応酬の漫才の形なので、正統派漫才と言えるでしょう。 1937年に少年漫才師としてデビューしてから、2003年に兄の夢路いとしが亡くなるまで一線で活動を続けました。 そもそも正統派漫才って何なの? ルーツは平安時代に始まった新年を祝う萬歳(まんざい)だそうで、こんなに古い歴史があったとは驚きですね。

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伝説のいとこい漫才 今もなお語り継がれている伝説の兄弟漫才師と言えば、夢路いとし・喜味こいし。 二人組の「EXIT イグジット)」は、最近テレビで見ない日が無いほどの人気ぶりです。 取材の最後にカメラを向けると、パッとおどけた表情になって芸人オーラが出てびっくりしたことが懐かしいです。 この2人が生み出した新語が、真似したくなるとSNSを中心にして広がっています。 コンビ名には、「全ての人の辛いこと、ストレスの出口になれば」との熱い思いが込められています。 間近に見る伝説の漫才師はいたって自然体で、品の良い大学教授のようでした。

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パリピとはパーティーピープル、つまりパーティーが大好きな人をさす若者言葉。 私は夢路いとしさんの晩年に、1度取材させて頂いたことがあります。 それぞれ別の漫才師と組んでいたのですが、事情で両方ともコンビ別れして、M-1グランプリ出場を目的に急遽結成。 派手なビジュアルでインパクト重視の漫才コンビだと思っていたのですが…テレビで漫才を見てみたら、意外と掛け合いがしっかりとしていて引き込まれました。 主戦場はザイマン(漫才)としながらも、ユーチューブで発信したり、音楽活動をしたりと自由に活躍の場を広げているEXIT。 「最高パリピ」、「朝からパリピ」と、気分のノリが良くてポジティブな時に使うそうです。

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あははと笑えて、見終わった後に嫌な感情が一切湧かないのです。 と2人で雑誌でモデル姿も披露しています。 この鼓に合わせて舞っていた歌舞の流れから、初期の漫才の芸風も楽器伴奏を伴うものがほとんどでした。 と、ボケ担当の兼近大樹(かねちかだいき)ことかねちー。 登場すると名前も名乗らず、「君」と「僕」と呼び合っていきなり漫才に入ります。 「やんごとなさすぎてお隠れになる」、これは尊過ぎて死ぬから転じて、誰かを褒め称える時の最上級語なんだとか。 昭和に入ると、万才・マンザイ・漫才などばらばらだった表記も、吉本興業宣伝部によって「漫才」に統一されました。

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ティーンエイジャーがこの新語をきっかけにして、古典に興味を持つということもあるかもしれません。 時代が移り変わっても、2人の独自の芸は変わらずに深みを増していき、数々の賞を受賞し、「上方漫才の宝」と呼ばれ多くの芸人の憧れの存在となりました。 ムム、この2人はチャラさを前面にだしつつ、中々やるじゃない!お笑い好きおばさんの胸がきゅんと高鳴ってしまいました。 こう話すのを聞いて、これこそが、いとこい漫才の神髄と感じ入りました。 。 。 。

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